児童文学家 李元寿(イウォンス)
児童文学家 李元寿(1911ー~1981)は梁山生まれだが、馬山市午東洞71番地へ引っ越してきて大工だった父が建てた小さな家からソンホ小学校へ通った。
童詩“故郷の春” 』は小学校の時、創ったものをバンジョンファンによって『子供』誌に掲載されて文壇に出て尹石重(ユンソクジュン)などと‘喜び社’の同人の一人になり、作品活動を始めた。特に『“故郷の春”』は洪蘭坡が曲をつけて歌としても知られてからもっと有名になった。学校生活の傍らに彼は‘少年会’というサ-ークルを組織して童謠、舞踊、演劇活動をした。しかし、少年会員の中の誰かが日本を誹謗したとのことで団体が解散され、一人ぼっちになった李元寿は無邪気に遊びまわった梁山ソダンゴル時代が懐かしくなった。
暖かい春の故郷を懐かしがって窓辺を眺めていた少年の目には今の校坊洞と城湖洞となった学校の裏の果樹園に満開となった桃の花を見てその美しさに酔って故郷の懐かしさを書いたのが『故郷の春』の誕生秘話である。李元寿は外形率中心の在来式童謠から内在率中心の現実参加的な童詩を開拓して自由童詩形態を確立した。
長編童話と児童小説を残すなど児童文学界へ先駆的な業績を残したりした。1948年発表した『森の国』はわが国最初の長編童話である。また、児童文化評論も兼ねて批評不在の児童文学界に批評文化を定着させることに寄与した。常に澄んだ童心を童詩や童話の中で描いて子供達の永遠の友だちとして残っている李元寿、馬山の人たちは李元寿の子供愛を称えるため山湖公園に“『故郷の春”』の歌碑を立てた。『兄思い』と共に『故郷の春』が永遠に私たちの胸の中に残るよう願いながら….



















